(財)東日本不動産流通機構(東京都千代田区、通称:東日本レインズ)は、2011年9月の首都圏における不動産流通市場の動向を発表した。
それによると、中古マンションの成約件数は2513件(前年同月比3.6%減)。東日本大震災以降7カ月連続で前年同月を下回っているものの、その減少率は縮小傾向にある。成約平米単価は平均で38.77万円(同2.2%減)、成約平均価格は2515万円(同2.5%減)だった。
中古戸建てをみると、成約件数は911件(同3.0%減)で、3カ月ぶりに前年同月を下回った。ただし、成約平均価格は3003万円(同2.5%減)と、7カ月ぶりに3000万円台に戻している。土地面積は149.55m2、建物面積は105.26m2。築年数は19.42年だった。
一方、新築戸建ての成約件数は381件(同10.4%増)と、3カ月連続で前年同月を上回った。成約平均価格は3479万円(同1.7%増)。土地面積は111.55m2、建物面積は94.43m2。
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