帝国データバンク(東京都港区)は、2011年度上半期(2011年4月1日~9月30日)の全国の企業倒産件数と負債総額を集計、10月11日に発表した。
調査によると、2011年度上半期の倒産件数は5726件(前年同期比▲0.4%)だった。負債総額は1兆8855億1700万円(同▲28.4%)で、過去10年間で最小を記録した。
業種別にみると小売業とサービス業を除く5業種で前年同期より減少したものの、構成比で27.3%を占める建設業の倒産件数が1563件(同▲1.3%)と最も多かった。
その要因・背景について「第1四半期は前年同期比5.8%増も、第2四半期は東北(33件、同▲34%)を中心に7.9%の減少に転じた」(同社)とした。
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