マクロミル(東京都港区)は、11月22日の「いい夫婦の日」を前に、「共働き夫婦の家事分担調査」を実施し、その結果を発表した。夫・妻ともにフルタイムで働く夫婦に家事分担の理想の比率を尋ねると、夫婦平等の「夫50%:妻50%」が43%で最多。一方で、現実の比率としては「夫50%:妻50%」は13%に留まった。最も多い分担比率は「夫10%:妻90%」で、理想と現実の間に大きなギャップが生じていることがわかった。男性の家事分担比率は昨年に比べて全体的に減少していることから、家事分担は男女平等という理想が進む中、現実は後退しているとする。
夫婦で同居する人のうち共働きであると回答した人は20代で52%、30代で53%、40代で63%。昨年の同調査と比較し、共働き夫婦は前年代で増加した。夫婦ともにフルタイムで勤務している人は20代が32%、30代が25%、 40代が24%で、特に20代は昨年からの伸びが目立った。
家事分担に関する調査の調査対象は、夫婦ともにフルタイムで働く20~40代の既婚男女1000人。調査期間は10月10日~11日。就業状況の把握調査は、20~40代の男女2万人を対象に行った。調査期間は10月7日~8日。
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