ウッドステーション(千葉市)と、同社が展開する大型パネルの製造を担うプレカット会社で構成する木造大型パネル生産パートナー会(千葉市)は10月28日、中間総会を開催し、2020年1月に発足予定で10月から入会申し込みを受け付けている大型パネルのユーザー会「みんなの会」に同日までに78社が入会したことを明らかにした。同会は入会金は無料で法人と個人の区別なく入会できる。
既に大型パネルによる木造住宅を3棟施工している同会の佐藤高志会長(サトウ工務店)は「現在入会している会員およびこれから入会を考えている工務店とともによりよい会にしたい」と抱負を語った。事務局長は市東英一氏(あさひワークス)、事務局は松下陽子氏(スタジオエンネ)。
パートナー会は、2019年2月に32社だった正会員(大型パネルの生産候補者)が52社に、22社だった賛助会員(建材メーカー等)は34社と増加し、合計92社で構成。パートナー会の塩地博文会長は、「東北、中国、九州を除く大工の工賃が2万~3万円以上のエリアの企業は、大型パネルの活用に期待を寄せて入会している」と話し、「職人不足と工賃の上昇傾向の中、ますます大型パネルの需要拡大が見込まれる」と増加の要因を説明する。
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