宅配ボックスの開発などを手がけるフルタイムシステム(東京都千代田区)と、リユースショップ「BOOKOFF」を運営するブックオフコーポレーション(神奈川県相模原市)は10月28日、サービス連携により、マンションの宅配ボックス「フルタイムロッカー」を使った買取サービスを開始した。
コントロールセンターからの遠隔管理や操作が可能なネットワーク管理タイプの宅配ロッカー(「フルタイムロッカー」)が設置されている、全国の集合マンション258棟を対象としたもの。
同サービスの利用者は、ブックオフの公式サイトの注文ページや専用のアプリから買取を依頼し、「フルタイムロッカー」に品物を投函することで、店舗に直接行くことや、引き渡しのために在宅することなく買取査定手続きを完了できるようになる。
両社は今後、利用状況や傾向、問題点、要望などを抽出・分析し、新築マンションへの導入をはじめ、既存のネットワーク管理タイプのフルタイムロッカーが設置されているマンション1万~1万5000棟にもサービス展開を図っていく予定。
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