アットホーム(東京都大田区)は10月31日、同社が提供する賃貸物件の契約や更新、解約、家賃管理などを一元管理できる「賃貸管理システム」において、ライナフ(東京都千代田区)が提供するAIの音声認識で物件確認の電話に自動応答する「スマート物確」と物件情報のデータ連携を開始すると発表した。同システムを利用する同社加盟店は、物件情報を再入力することなく「スマート物確」を利用することができるようになる。
不動産管理会社は、24時間365日自動音声による対応で、業務負担の軽減が図れる。不動産仲介会社は、正確な物件情報をリアルタイムに確認できるほか、紹介物件数が増加するため、入居希望者の要望により応えられるようになるとする。
アットホームは、物件の管理から募集、確認の対応業務までデータで一元管理できるサービスを提供することで、同社加盟店の業務効率化と物件成約機会の増大、営業機会の拡大を推進する。働き方改革を促進していくとしている。
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