効率アップで利益額改善
地場ゼネコンのB社も、新築事業に 後参入した会社です。ある住宅ネットワークに加盟し、高価格帯の住宅を総合展示場にモデルハウスを出展するなど、当初から集客・営業は順調でしたが、契約~設計~引き渡しまでに時間がかかるため、1件あたりのコスト負担がネックになっていました。
そこで「四角の家」を導入し、お客様の価格帯の幅を広げ展開。間取りプランや設備・仕様をマニュアル通りに行うことを徹底すると、設計・打ち合わせの手間がなくなり、利益額が大幅に改善しました。
たとえば、売価3000万円・利益率20%で、引き渡しまでに10カ月かかっていたら月あたりの利益額は60万円。一方「四角の家」は、コンセプト企画住宅なので打ち合わせを大幅に少なくすることができるため、初回接客から引き渡しまでが5カ月程度で完了。売価 2000万円・利益率 25%でも、月あたりの利益額を100万円確保することができます。
また、注文住宅の場合は土地が決まらなければ前に進めませんが、企画住宅なら標準プランに合う土地を探すというプロセスとなり、土地なし客との商談も進めやすくなったといいます。
B社はもうすぐ100棟に手が届くビッグビルダー。今後も「四角の家」で年15棟ずつ積み増していく目標です。
こだわりの注文住宅も良いが、 売りやすい企画住宅を持つ。
「四角の家」は、どんな業態・規模・社歴の会社であっても売りやすく、使い方 次第で売上増・利益増が可能で多くの導入企業が実績を出しています。
“売りやすい家”というと聞こえは悪いかもしれませんが、要は、お客様がわかりやすいし、ちょうどいい、そして買える価格の家だということ。
「四角の家」は、私たちが工務店支援会社として15年以上展開してきた“家づくりの基本”を形にした一つの展開ですが派手さはないけれど、多くの工務店さんに活用してほしいと願っています。
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