大和ハウス工業(大阪府大阪市)は、日本初となる創エネ・省エネ・蓄エネができるまち「ネット・ゼロ・エネルギー・タウン」の開発に着手する。
同社は、大阪府堺市が同市立晴美台東小学校跡地で進める「晴美台エコモデルタウン創出事業」の公募型の事業提案に応募。審査の結果10月6日に事業の優先交渉権者に選出された。
構想では、65区画全戸に太陽光発電システム・HEMS・家庭用リチウムイオン蓄電池・EVコンセントを導入した「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」を創出。一般的な戸建て住宅と比べると、太陽光発電システム+オール電化を採用した場合、年間光熱費は差し引きゼロとなり、さらに街区全体におけるCO2排出量を約100%削減できるとする。
また、街区全体でパッシブデザインや電気自動車のカーシェアリングを採用、低炭素タウンをめざす。
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