ベツダイ東京支社(東京都港区)が展開する住宅ネットワーク「LIFE LABEL」は、「LIFE LABEL CAMP」と称するファンフェア(全国大会)を千葉・浦安にある舞浜アンフィシアターで開催した。事業責任者である林哲平取締役は、「暮らしを最高のエンターテインメントにする」という価値を会員・住まい手一体となって発信していくことを強調、同ネットワークの規格住宅「ZERO-CUBE」を「スタンダードにしていく」という思いを訴えた。住まい手を主人公、家をエンターテイメントのツールと位置づけ、ライフスタイル提案の強力な外部ブランドと提携して商品づくり・マーケティングを積極的に進めていく。
林取締役は、立ち上げ10周年となる2020年を「最終章のはじまり」として、これまで同ネットワークが進めてきた暮らしを中心にした住まい手目線の家づくりを「スタンダードにしていく」と訴えた。新たに暮らし方の「スタンダード」を切り口にした雑誌連載を始めるほか、11月中旬から発売する「ZERO-CUBE TOOLS」では、共同開発したTOOLBOX(東京都新宿区)とも連携して、暮らしの楽しみ方のひとつとしてDIYを訴求。スケルトン・インフィルの考え方を住まい手にも浸透させるために、規格住宅ならではの手軽なカスタマイズなどをウェブ上のシミュレーションツールなどを通して提案していく。
今後のブランド連携について、セレクトショップ「FREAK’S STORE」とのコラボによる住宅商品「FREAK’S HOUSE」第2弾として、思い思いに使える小屋「CABIN」を付け足すことができる商品や、「カリフォルニア工務店」とのコラボによる平屋プロジェクト、ライフスタイルメディア「ポパイ」とのプロジェクトも発表した。
当日は、劇場型の会場の特性を生かして、ショー形式で進行。バンドのライブなどを組み込むなど、エンターテイメントそのものを表現した構成で、同ネットワークの世界観を共有した。ステージだけでなく、会場に訪れた会員やその家族などと一体になって盛り上がった。
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