テオリアランバーテック(長野県松本市)は、DIY木製タイルの販売を強化していく。同社はECサイト「テオリアウッドオンラインショップ」を2018年11月から運営している。今後は、商品のラインナップを充実させるとともに、住まいやエクステリア、DIY情報を発信していく。2020年の売り上げ目標は2000万円。
同社が開発した「MUKUタイル」は、杉やヒノキといった針葉樹に防腐防蟻の薬剤を浸透させる加圧注入処理を施した、屋外用木製タイル。メンテナンス不要でありながら30年の耐久性を実現している。タイル同士が自動的に水平になる嵌合(かんごう)構造のため、女性でも簡単に施工できるのが特徴。すき間を埋める目地剤も不要で、雑草処理の手間も大幅に軽減できるという。
同社は、長野県産の間伐材を利用した安全な木製タイルをより多くの人に知ってもらいたいと同ECサイトを開設。森林保全や自然素材の良さを幅広く伝え、長野県が抱える森林整備問題に取り組んでいくとしている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。