情報の発信・収集ツールとして浸透しているSNSの普及をはじめ、時代の変化が住宅会社選び・家づくりにどのように影響を与えているのか。実際に注文住宅を建てた経験者を対象に行ったアンケートの結果から、令和時代の住宅会社選び・家づくりの傾向を読み解く。「住生活ビジネス白書2019」から抜粋
家づくりにも広がるSNS活用
ウェブでの住宅購入にも可能性
家づくりでもSNSの活用が進んでいる。20代、30代では半数以上が利用しており、若い世代ほど実際の家づくりでSNSを活用している傾向が顕著になっている。40代でも3割が活用しており、今後、こうした傾向は強まっていくだろう。ウェブでの住宅購入の可能性についてきいたところ、ポジティブな回答が多かった。
利用割合の高いインスタグラムとフェイスブックの利用傾向をみると、若い世代ほど利用頻度が高いことが今回の調査で改めて示された。住宅と相性がいい、インスタグラムの場合、20代の半数が1日数回利用している。男性と女性では女性の利用頻度のほうが高く、女性向けの情報発信は、相性が良いと言えそうだ。
家づくりと感覚が近い、インテリアや家具などを選ぶ際には、20代や30代では約5割がSNSを活用している。家電の購入時でも20代30代の約4割がSNSを活用している。こうした生活者の情報収集ルートの変化を想定したSNS活用戦略の必要性が改めて示された。
続きは「住生活ビジネス白書2019」で。
調査概要
インターネットによるアンケート調査
対象:2017年以降に注文住宅を新築した27~69歳の男女500人
時期:2018年6月14日~6月17日
性別:女性245人 男性255人
年齢:20代38人 30代219人 40代145人 50代72人 60代26人
施工事業者別のサンプル数 ハウスメーカー232人
大規模ビルダー42人
地域工務店202人
設計事務所17人
その他7人
インターネットによるアンケート調査
対象:2017年以降に注文住宅を新築した27~69歳の男女500人
時期:2018年6月14日~6月17日
性別:女性245人 男性255人
年齢:20代38人 30代219人 40代145人 50代72人 60代26人
施工事業者別のサンプル数 ハウスメーカー232人
大規模ビルダー42人
地域工務店202人
設計事務所17人
その他7人
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