SYNCHRO(シンクロ、東京都千代田区)とユニマット リタイアメント・コミュニティ(ユニマットRC、東京都港区)は、シンクロが開発したIoT玄関用訪問者管理サービス『助っ人番』の実証実験を、ユニマットRCが提供する定期巡回・随時対応型訪問介護サービスの利用者の自宅で12月初旬から実施する。
『助っ人番』は、IoTを用いて玄関の施錠を管理する訪問者管理システム。暗証番号とワンタイムパスコードを組み合わせたハイブリッドパスコードを採用するほか、訪問者の日時指定も可能にしたもので、予定外の訪問者や見知らぬ第三者などの侵入を確実にブロックできる。
今回の実証実験では、ユニマットRCの定期巡回の拠点内に地域別サポートセンターを設置し、訪問する介護職員や看護師の氏名や携帯番号の情報と、訪問スケジュールを地域別サポートセンター経由でクラウド管理センターに事前登録する。スケジュール通りに訪問先を訪れた際に、登録された携帯電話でクラウド管理センター(自動音声)からワンタイムパスコードを発行してもらい、玄関先の専用端末に暗証番号とワンタイムパスコードを入力して開錠する仕組みを実証する。
シンクロは2021年末までに500戸へのサービス提供を目指す。
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