クックパッド(東京都渋谷区)は、同社が運営する生鮮食品EC「クックパッドマート」において、新たに集合住宅向けサービスを開始すると発表した。10月24日から、第1号として三井不動産レジデンシャル(東京都中央区)の分譲済みマンション「パークホームズ豊洲ザ レジデンス」へ導入。マンション共用部での生鮮食品の受け取りを開始する。
「クックパッドマート」は、地域の販売者や生産者が販売する新鮮な食材をアプリから購入できる生鮮食品に特化したECサービス。購入した商品は、地域の店舗や施設に設置された生鮮宅配ボックス「マートステーション」に配達され、購入者は好きな時間に立ち寄って商品を受け取れる。関係者のみ利用可能にするセキュリティ機能を付与することもできるという。
個別宅配ではなく、複数の購入者の商品を受け取り場所(マートステーション)へ共同配送する仕組みで配送効率を高め、1品からの当日集荷・配送を実現。送料は無料。2018年9月にサービスを開始し、現在は東京都23区内・神奈川県横浜市、川崎市で提供している。
今回の集合住宅向けサービス開始にあわせて、同社では、マンション・団地・社宅など、共用部を持つ集合住宅を対象にサービス導入先の募集を開始した。
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