野村不動産アーバンネット(東京都新宿区)は、10月1日時点の首都圏における「住宅地地価動向」「中古マンション価格動向」の調査を実施、その結果を公表した。
調査によると、今年7~9月期の首都圏エリアの住宅地地価は平均で▲1.0%と震災後の弱含み傾向が継続した。「値上がり」を示した地点は5.7%で、「横ばい」が64.3%、「値下がり」が30.0%となった。7~9月期の中古マンション価格も、首都圏エリア平均で▲0.9%だった。
また、2010年10月~2011年9月までの年間ベースでみると、住宅地・中古マンションともに平均でマイナスに。住宅地地価変動率は、首都圏エリア平均で▲0.7%(前回+0.3%)と、7四半期ぶりにマイナスに転じた。中古マンション価格も平均で▲1.6%(前回▲1.0%)とマイナス幅が拡大している。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。