ウッドステーション(千葉市)と、同社が展開する大型パネルの製造を担うプレカット会社で構成する大型パネル生産パートナー会(千葉市)はこのほど、大型パネルを利用する建築事業者を対象としたユーザー会「みんなの会」を新設すると発表した。入会金、会費は無料。2020年1月に発足予定。10月24日から両社ホームページにて受け付けを開始する。
大型パネル事業が、「2019年度グッドデザイン賞」を受賞したことをうけ、「Gマーク」の管理および社会認知活動を目的に設立するもので、大型パネルに興味のある建築事業者全てが対象。年3回の勉強会を通じて、木造軸組工法の近代化、森林資源との親和性を目指すという。会員には、Gマーク入りの現場シート・のぼり等を提供するほか、施工見学会や工場視察、共同生産体験会を実施。構造収まり図面の共有、公開も行う。
大型パネル生産パートナーは、大型パネルの全国普及を推進するため2019年2月に設立。主催者はウッドステーション並びにテクノエフアンドシー。10月現在、正会員(大型パネルの生産候補者)52社、賛助会員(建材メーカー等)34社、特別会員4社、主催者2社の92社で構成されている。
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