各地で記録的な大雨をもたらした台風19号で住宅被害が広がっている。総務省消防庁が10月18日午前6時までにまとめた集計によると、床上浸水が栃木県や長野県など16都県で2万2370棟、床下浸水が21都県で2万14棟にのぼっている。住宅被害は現時点で4万棟を超え、まだ増え続ける見通し。
床上浸水被害は青森県6棟、岩手県180棟、宮城県1284棟、山形県63棟、福島県1339棟、茨城県1558棟、栃木県9552棟、群馬県296棟、埼玉県1354棟、千葉県12棟、東京都189棟、神奈川県36棟、新潟県45棟、長野県5506棟、静岡県917棟、三重県33棟。
床下浸水被害は青森県6棟、岩手県170棟、宮城県1582棟、秋田県1棟、山形県54棟、福島県1028棟、茨城県715棟、栃木県8859棟、群馬県313棟、埼玉県1800棟、千葉県29棟、東京都121棟、神奈川県73棟、新潟県243棟、富山県1棟、山梨県5棟、長野県3368棟、静岡県1617棟、三重県23棟、奈良県3棟、高知県3棟。
全壊は岩手県や福島県など13都県で61棟、半壊は岩手県や千葉県など9県で228棟、一部損壊は千葉県や東京都など28都道府県で2115棟にのぼった。
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