積水化学工業(大阪市)住宅カンパニーは、エネルギー自給自足の暮らしとレジリエンス機能を向上させた、鉄骨系3階建てユニット住宅「新・デシオ」を10月25日から全国で発売する。
同商品では、翌日の天気予報からエコキュートの運転を制御する機能を導入。太陽光発電システムで発電した電力を、蓄電池や電気自動車への充電だけでなく、「エコキュート」にも活用できるようにしたことで、エネルギー自給自足率の向上とさらなる環境貢献を実現した。
最高等級を標準でクリアする高い耐震性と、「VtoHeim」「飲料水貯留システム」などレジリエンス機能を強化し、災害時にも移動手段と飲料水、電力の確保が可能。経済性と安心を両立させた。
都市部の法規制の多い敷地にも柔軟に対応。出幅の少ない庇と、深い彫りと陰影感が特徴の「ジオマイト外壁」を組み合わせることで外観デザインを強化し、多様な提案を可能にした。
同社は、同住宅を中~高価格帯の商品として発売。都市部を中心に、建て替え受注の増加も図っていくという。
年間販売目標は400棟。販売価格は3.3m2あたり84万円から。
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