情報の発信・収集ツールとして浸透しているSNSの普及をはじめ、時代の変化が住宅会社選び・家づくりにどのように影響を与えているのか。実際に注文住宅を建てた経験者を対象に行ったアンケートの結果から、令和時代の住宅会社選び・家づくりの傾向を読み解く。「住生活ビジネス白書2019」から抜粋
高い工務店派の満足度
こだわり層の支持集める
注文住宅ではフルオーダーがまだまだ主流。依頼事業者別にフルオーダーの割合をみると、工務店が最も高かった。ただし、平均工事費用は、工務店が最も低かった。工務店に依頼した人の満足度は他の事業者に依頼した人よりも高く、工務店が低コストで、自分の好みに合わせた家づくりを行いたいという生活者のニーズの受け皿になっているようだ。
家づくりの自由度別に住宅の「注文方法」をきいたところ、工事費用が高くなるほどフルオーダー型の割合が高くなる傾向がみられた。ただ、最もフルオーダー型の家づくりの割合が高い価格帯は、2500万円以上3000万円未満の層で、こだわりを持った層がこの価格帯で工務店に家づくりをしていることがうかがえる。
注文方法別に平均工事費用を比較すると、セミオーダーが4千万円台後半で最も高く、制約の厳しいハウスメーカーや大規模ビルダーで窮屈さを感じながら家づくりを行っている施主の姿が見て取れる。
続きは「住生活ビジネス白書2019」で。
調査概要
インターネットによるアンケート調査
対象:2017年以降に注文住宅を新築した27~69歳の男女500人
時期:2018年6月14日~6月17日
性別:女性245人 男性255人
年齢:20代38人 30代219人 40代145人 50代72人 60代26人
施工事業者別のサンプル数 ハウスメーカー232人
大規模ビルダー42人
地域工務店202人
設計事務所17人
その他7人
インターネットによるアンケート調査
対象:2017年以降に注文住宅を新築した27~69歳の男女500人
時期:2018年6月14日~6月17日
性別:女性245人 男性255人
年齢:20代38人 30代219人 40代145人 50代72人 60代26人
施工事業者別のサンプル数 ハウスメーカー232人
大規模ビルダー42人
地域工務店202人
設計事務所17人
その他7人
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