野村不動産アーバンネット(東京都新宿区)は10月11日、2019年10月1日時点の「住宅地価格動向」の調査結果を発表した。同年7〜9月期の住宅地価格変動率は、首都圏エリア平均で0.1%(前回0.1%)となり、2四半期連続のプラスとなった。
首都圏エリア調査地点別の動向内訳では、「値上がり」を示した地点が5.4%(前回7.1%)、「横ばい」を示した地点が94.0%(前回91.1%)、「値下がり」を示した地点が0.6%(前回1.8%)となり、横ばい地点が増加、値上がり地点と値下がり地点が減少となった。
また、年間ベースの住宅地価格変動率は、首都圏エリア平均で0.1%(前回0.2%)となり、プラスを維持した。調査地点別の動向内訳では、「値上がり」を示した地点が10.7%(前回18.5%)、「横ばい」を示した地点が80.4%(前回73.2%)、「値下がり」を示した地点が8.9%(前回8.3%)となり、横ばい地点と値下がり地点が増加、値上がり地点が減少となった。
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