国土交通省は、10月13日実施予定の2019年一級建築士試験「設計製図の試験」について、台風19号の影響により、一部地域で中止する可能性があると発表した。また、10月11日17時の時点で、北海道、東北、関東、中部の4地方での試験は、開始時間を2時間繰り下げて13時から実施することを決定した。4地方以外の府県については、同時点で、予定通り11時から実施するものとしている。
試験中止の場合は、13日の8時に(公財)建築技術教育普及センター(東京都千代田区)のホームページにその旨を公表する。中止となった場合の再試験のスケジュール等については、後日、同ホームページに関連情報を掲載し、対象の受験者にはがきで通知する予定。
また、試験が中止にならず、13日に実施された場合でも、「台風19号の影響を理由とする欠席」については、再試験の機会を準備する予定。各地域の状況等を踏まえ、安全の確保を最優先して、受験の判断を行うように促している。「台風19号の影響を理由とする欠席」となった人の再試験に関する情報等も、後日、同ホームページに関連情報を掲載する予定。
<2時間繰り下げて13時から実施する予定の地域=10月11日17時現在> 北海道地方(北海道)、東北地方(青森県・岩手県・秋田県・宮城県・山形県・福島県)、関東地方(茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)、中部地方(新潟県・富山県・石川県・福井県・山梨県・長野県・岐阜県・静岡県・ 愛知県・三重県)
建築技術教育普及センター(東京都千代田区)のホームページはこちら。
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