情報の発信・収集ツールとして浸透しているSNSの普及をはじめ、時代の変化が住宅会社選び・家づくりにどのように影響を与えているのか。実際に注文住宅を建てた経験者を対象に行ったアンケートの結果から、令和時代の住宅会社選び・家づくりの傾向を読み解く。「住生活ビジネス白書2019」から抜粋
メディア利用でSNSが存在感
新聞定期購読はセグメント化進む
インターネットの普及により、新聞をはじめとした伝統的なメディアの発信力は年々小さくなっている。代わって、SNSをはじめとした個人起点の情報発信が力を持ち始めており、情報との接点が変わりつつある。そうした流れがさまざまな分野の消費行動に大きな影響を与えている。
1日中接触機会が生まれる
友人とのコミュニケーションツールとして登場したSNSは、その機能を拡大し、今や、情報収集のツールとしても大きな存在感を示すようになってきている。スマートフォンの普及で1日中接点を持つことができるようになったことも、大きな要因だ。
SNSの特性上、趣味や関心が似ている友人や知人を介して情報を集めることができ、効率的に自分の「お気に入り」を見つけることができる。なかでも住宅市場で注目されているのが、インスタグラムだ。利用者が増えていることもあるが、同ツールの特徴である写真など視覚的なコンテンツを中心とした情報が、住宅やインテリアといったコンテンツと相性が良く、浸透力も強い。見栄えのいいインテリア写真であれば、友人のお気に入り=「いいね」の連鎖で、ほとんどコストをかけずに、拡散が期待できる。新しいクチコミのスタイルになっている。
続きは「住生活ビジネス白書2019」で。
調査概要
インターネットによるアンケート調査
対象:2017年以降に注文住宅を新築した27~69歳の男女500人
時期:2018年6月14日~6月17日
性別:女性245人 男性255人
年齢:20代38人 30代219人 40代145人 50代72人 60代26人
施工事業者別のサンプル数 ハウスメーカー232人
大規模ビルダー42人
地域工務店202人
設計事務所17人
その他7人
インターネットによるアンケート調査
対象:2017年以降に注文住宅を新築した27~69歳の男女500人
時期:2018年6月14日~6月17日
性別:女性245人 男性255人
年齢:20代38人 30代219人 40代145人 50代72人 60代26人
施工事業者別のサンプル数 ハウスメーカー232人
大規模ビルダー42人
地域工務店202人
設計事務所17人
その他7人
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