有限会社ケイ・エス・ケイ(埼玉県草加市・浅葉健介社長)は、ホウ酸を有効成分とする防蟻防腐・木材保存剤「ボロン de ガード・EX」を11月1日から発売する。
同社ではこれまでも防蟻防腐剤「ボロン de ガード」シリーズを展開してきたが、このほどその有効成分であるホウ酸・DOT(商品名:ティンボアPCO、リオ・ティント・ミネラルズ社)が社団法人日本木材保存協会の認定を取得したことを受けて、最上位商品としてリリース。
従来より高濃度(従来15%→20%)での施工が可能で、木材への浸透性を向上しながら価格は抑えた。参考ビルダー価格は1万5000円/セット(DOT5.55kgと添加剤のセット:DOT20%水溶液25L分)。ただし直販はせず、認定施工店による材工提供となる。
また同社はこれにともない、社名を「日本ボレイト株式会社」に変更。あわせてホウ酸処理施工に関する技術開発や施工指導を目的に、同社内に「日本ホウ酸処理施工協会」を発足する。協会は今後、加盟施工店を募集し基準を満たす施工事業者を「認定施工店」として確かなホウ酸木材保存処理の普及をめざす。
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