積水化学工業、利便性・災害対応を強化した鉄骨系ユニット住宅を発売　

　積水化学工業（大阪市）住宅カンパニーは、鉄骨系ユニット住宅の勾配屋根商品「新・ドマーニ」を１０月２５日から全国で発売する。

　同商品では、セキスイハイムのオリジナル全室空調システム「快適エアリー」の操作性を向上。「スマートスピーカー」を使った音声操作を可能としたことで、子どもや高齢者でも手軽に操作できるようにした。また、顧客の居住地域の気象警報と連動して蓄電池への充電を開始する「蓄電池自動充電機能」を導入。停電発生時に電力が不足するリスクを軽減するなど、レジリエンス機能を強化した。

　外壁には、深い彫りと陰影感が特徴の「ジオマイト外壁」を導入し、ラインナップを全５０種類に拡充。最大幅５ｍ４０ｃｍの大開口と組み合わせることで、多様な外観を提案する。

　同社は、ＩｏＴ活用によって利便性と災害時の安心を強化した同商品を、おもに中高額層の二世帯住宅として発売。郊外エリアの建て替え需要に対応していくとしている。

　年間販売目標は２６０棟。販売価格は３．３ｍ^２あたり８２万円台から。

新・ドマーニ外観例