大和ハウス工業(大阪市)、大和ライフネクスト(東京都港区)、日本住宅流通(大阪市)は、空き家の防犯・管理・不動産活用を全国一律料金でサポートするサービス「リブネス空き家管理サービス」を10月1日から開始する。
同サービスは、大和ハウス工業が総合窓口となり、大和ライフネクストが綜合警備保障(ALSOK)と提携。ALSOKのホームセキュリティシステムによる緊急時の駆けつけサービスに加え、月1回の巡回時には換気やポストの整理、簡単な清掃等を行う管理サービスを提供する。オーナーへの巡回報告の際には、日本住宅流通が不動産の市況レポートや関連情報を提供し、不動産の活用提案を行うというもの。他社施工物件のオーナーも利用可能。
日本住宅流通・大和ライフネクストは、2015年5月から近畿圏で「空家巡回サービス」を提供しており、今回の全国展開に伴いサービスを拡充した。利用料金は、戸建て住宅が月額1万円(巡回60分間)、分譲マンションが月額9000円(巡回40分間)。
大和ハウスグループは、空き家の活用方法に悩むオーナーに同サービスを提供することで、賃貸やリフォーム、売却など不動産活用の提案を促進し、社会問題である放置空き家の減少に寄与していくという。初年度受注目標は300戸。
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