大賀建設(埼玉県さいたま市、須賀洋介社長)は、太陽光発電システムと住宅用蓄電池を標準装備した、普及価格帯の自立型エネルギー住宅「スマートハート」を10月1日に発売する。
蓄電池はタイマー式制御により、深夜電力を使ってあらかじめ設定した時間に自動充電を行う。昼間の電力使用量のピーク時間(14時~17時)に、貯めた電力を蓄電池から対象家電に供給する仕組み。3時間経つと自動的に、商用電源からの電気に切り替わる。蓄電池を使っている間は、太陽光発電システムで発電した電気をあまり使わないので売電量が増える効果がある。
蓄電容量は5.0kWh。寿命は約7年でメンテナンスフリー。無停電(UPS)機能付き。普段は半分の容量2.5kWhを使用し、万が一停電になった場合でも、残りの容量のバッテリーを使って電気を自動的に供給する。家電製品のプラグ差し替えなどは不要で、満充電状態からエアコンや冷蔵庫、照明など650W相当の家電製品を約3時間継続して動かすことができる。
長期優良住宅性能、太陽光発電システム(2.97kW~)、蓄電システム(5.0kWh)、高効率給湯器、EV用コンセントなどが標準仕様で、本体価格は1698万円から(105.79m2)。
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