クロスハウス(東京都渋谷区)は9月30日、同社が提供するサブスクリプション(定額)型住居サービス「クロスハウス」を、8月・9月に東京都内に新たに10物件オープンしたと発表した。
同サービスは、家賃と光熱費がサブスクリプション(定額)で、物件の移動が無料で自由にできるというもの。物件はコリビング(共有居住空間)を持つシェアハウス型で、部屋は水回りのみ共有のシェアドアパートメントタイプ、シェアハウス(個室、セミプライベート、ドミトリー)タイプ、家具付きワンルームを用意。物件移動の際は、部屋タイプを変更することもできる。
今回10物件(うち3物件は女性専用)を新たにオープンしたことで、移動可能な室数が3700室数以上となり、より便利に利用できるようになったという。
同サービスでは、中古物件の活用と、自社でのリフォーム工事等によってコスト削減を実現。通常のシェアハウスの相場よりも1~2割安く物件を提供している。また、物件移動を無料にしたことで、入居期間中の住み心地を保証。転職や就職、入学などのライフスタイルの変化や、イメージと違った場合に対応することで、シェアハウス初心者も安心して入居することができるという。初期費用はシェアハウス3万円、家具付きアパートメント5万円。ウェブ上で物件探しから契約まで行うことが可能。
同社は今後、関東だけでなく全国・海外でも管理物件数を増やし、2026年までに全世界で1万室を目指すという。
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