不動産評価Webサイト「TAS-MAP」を運営するタス(東京都中央区)は9月27日、「賃貸住宅市場レポート 首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版2019年9月」を発表した。
2019年第2四半期の「1都3県賃貸住宅市況図」では、景況の好転した地域が7地域、悪化した地域が2地域だった。トレンドが上昇を示す地域は、同年第1四半期の10地域から14地域に増加した。下降を示す地域は、13地域から7地域に減少した。
金融機関の貸出態度硬化により新規供給量が減少傾向にあることから、アパート系の供給が多い東京市部や神奈川県で市場好転の兆しが見られた。一方、東京23区ではマンションの多い湾岸部が上昇トレンド、アパートの多い内陸部が下降トレンドと明暗が分かれた。
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