パナソニック ライフソリューションズ社(大阪府門真市)は既存住宅向けの後付け用宅配ボックスを10月21日に発売する。
新製品「COMBO-Light(コンボライト)」は、現行品(COMBOミドルタイプ)の半額以下という価格設定。同社の調査によると、住宅用宅配ボックスの認知度は8割近くに上っているものの設置率は2.2%と低く、その大きな要因の一つが価格であるとして、これまでの性能は維持しながらも、よりシンプルなデザインと機能にすることで普及価格帯を実現した。
また施主自身で取り付けられるように、従来のアンカー固定のみの設置方法から接着剤を使っても設置できるようにするなど取り付けやすさも考慮した。大きさはミドルタイプとラージタイプの2種類。ミドルとミドル、ミドルとラージの組み合わせで連結することもでき、その場合は二個目の受け取りも可能になる。
ミドルサイズ(W390×D473×H590mm)が3万9800円~。ラージサイズ(W390×D473×H790mm)が4万9800円~。
同社は2021年度に、同社が販売する住宅用宅配ボックスを2018年度比で約5倍の15万台とする販売目標を掲げる。宅配ボックスの普及を加速することで環境や労働などの社会問題の解決に貢献したいとする。
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