アイリッジ(東京都港区)は、不動産事業者向けIoT住宅パッケージ「NOID IoT住宅パッケージ」の提供を9月から開始した。
同社が提供するAlexaスキル開発運用クラウド「NOID(ノイド)」を活用したサービスで、IoT住宅の企画設計や各物件専用のオリジナルAlexaスキル制作、機器設置をパッケージ化して提供するというもの。スマートスピーカー、スマートリモコンで音楽再生や情報の検索、家電の操作などができるだけでなく、オリジナルのAlexaスキルによって物件の設備仕様・構造・セキュリティの説明なども音声で呼び出せる次世代住宅を実現するという。
導入第1号物件は、ワールドアイシティ(仙台市)が提供する「レジデンシャル泉中央 マンションギャラリー」のモデルルーム。10月19日のグランドオープン以降、実際に導入イメージを体感することができる。
Alexaスキルは、Amazon社のスマートスピーカー「Echo」シリーズ等で動くアプリで、「NOID」ではスキルの開発、提供、導入支援を行っている。同社は、今後通信規格「5G」の提供が日本でも予定されていることから、各家庭への音声AIの普及も視野に入れた取り組みを行っていくとしている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。