富士経済(東京都中央区)は、世界の住宅エネルギー需要動向の調査結果を発表した。調査は、北米、欧州、アジア・オセアニアの15カ国・地域を対象に実施。1戸あたりのエネルギー消費量が多かったのは、米国、ドイツ、オーストラリア、イギリス、デンマークなど。少なかったのは、タイ、インド、中国、台湾、スペインだった。日本は15カ国・地域のうち多い順で10番目だった。
用途別では、欧州を中心に、暖房の占める割合が多かった。日本は、他の地域に比べ給湯の占める割合が大きかった。
詳細な調査データは、「ワールドワイド住宅エネルギーマーケット調査総覧2011」として販売している。価格は13万6500円。
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