キッズデザイン協議会(東京都港区)は9月25日、子どもの安全・安心と健やかな成長発達に役立つ優れた製品・空間・サービス・活動・研究などを顕彰する第13回「キッズデザイン賞」の優秀作品33点を発表した。
住宅関連では、子どもたちの安全・安心に貢献するデザインとして、LIXIL(東京都千代田区)の「レジリエンストイレ」が子ども部門「経済産業大臣賞」(優秀賞)、パロマ(名古屋市)/大阪ガス(大阪市)の「ガスビルトインコンロ『アバンセ』」が一般部門「経済産業大臣賞」(優秀賞)、ノーマンジャパン(東京都渋谷区)の「NORMANスマートドレープシェード」が「審査委員長特別賞」を受賞した。
最優秀賞の「内閣総理大臣賞」には、Terada3DWorksの「フライングディスク運動型STEAM教育プログラム」が選ばれた。
今回の応募作品では、保育・教育関係の施設や保育従事者の負荷軽減につながる製品・サービスが増加傾向にあったほか、暮らしや働き方が多様化する中で、個々の生活に合った新たな視点のサービスや防災対策に関するものが多数みられたという。累計の応募数は4986点、受賞数は2968点となった。
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