東京都は、今年3月に制定した「東京におけるマンションの適正な管理の促進に関する条例」を受け、マンション管理士が対応する「分譲マンション総合相談窓口」を9月24日に新たに開設する。
同窓口では、管理組合の運営に関する相談、建替えや改修に向けた合意形成のアドバイス、大規模修繕工事の検討や準備に関する相談、都や区市町村が実施している助成制度の紹介などを行うほか、「東京におけるマンションの適正な管理の促進に関する条例」や来年4月施行の「管理状況届出制度」に関する説明も行う。
「管理状況届出制度」は、1983年以前に新築された6戸以上のマンションの管理組合に対して、管理状況の届出を求めるもので、来年4月の届出開始を予定する。
同窓口の開設場所は、(公財)東京都防災・建築まちづくりセンター(東京都渋谷区)。相談日時は、月曜日〜金曜日の9時〜17時(祝日、年末年始を除く)。相談料は無料。
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