独立行政法人都市再生機構(UR都市機構、横浜市)は、未来の住まいをリアルに感じるためのイベントを10月に順次開催する。
同機構は、ストックの多様な活用による持続可能なまちづくりの推進や、2030年の住まい方を想定して団地でのIoT・AI活用について研究する「Open Smart UR」などに取り組んでいる。今回、未来の住まいに関する4つのイベントにて、住まいの最新技術などの展示・講演を行うことで、新たな暮らし方や社会課題を踏まえたこれからのまちづくりについて触れてもらい、未来の住まい方の考え方を普及していくという。
「『Open Smart UR』スタートアップモデル一般公開in赤羽台スターハウス」では、IoT・AIを活用したモデル住戸を一般公開。建設当初(昭和37年)の住戸も再現し、約60年間の住居の変化を体験できる。10月12日~15日。
「住生活月間中央イベント スーパーハウジングフェアin東京」では、団地の価値向上プロジェクトや長寿命化の技術的検証など、進化する住まいの最新技術を公開。未来の住生活についての展示も行う。10月12日~13日。
「URひと・まち・くらしシンポジウム」では、「元気なまちをデザインする- 人と地域の繋がりが未来を創る -」をテーマに未来の住まいのあり方を考える。東京会場10月16日、大阪会場10月23日。
「ぼうさい国体2019@NAGOYA」では、災害に強いまちづくりワークショップを開催。密集市街地を例に、まちに潜む危険を考え、災害に強いまちづくりには何が必要か、どのような対策がとれるかを考える。10月19日。
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