コボット(大阪市)は、パッキン工法の土台下2cmの隙間を換気・水道・電気コンセントに活用するステンレス製のアイデア建材「スリットマン」シリーズ3タイプを発売した。
「スリットマン・エアー」は排気用。基礎と土台の隙間に15x200mmの薄型グリルを設置することで、トイレやキッチンの汚れた空気を床下を通じて屋外に排出することができる。外部の新鮮空気を取り込む吸気口にもなるとする。Φ100のダクト継ぎ手を付属。
「スリットマン・ウォーター」は、水道用支柱を建てることなく、直接蛇口を接続できる金物。床下配管のため水道管の埋設工事が要らず、凍結・破損の心配がない。散水・洗車時の蛇口として使うことができる。アルミフレキシブル配管用の18mm高タイプと塩ビ管用の33mm高タイプをラインアップ。
「スリットマン・エレック」は、床下からの配線用ガイドと屋外コンセント固定金具を一体化。壁の穴あけ工事が要らず、屋外電源を住宅の外周どこにでも取り付けることができる。
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