トーコー(奈良県生駒市)は9月24日、軒ゼロ住宅向けの軒先給気部材「エアーフレッシュ」に、準防火地域や22条地域などに対応する「防火仕様」を追加する。
火災時の熱で発泡する熱膨張材を使うことで、火災の際に給気経路をふさいで延焼を防止するGL鋼板製の給気部材。
従来品は、火災時の熱で落下したフラップが熱膨張材の発泡をじゃまして給気経路を閉塞できないケースがあったが、今回はフラップをS形状にし、重心を変えることで落下後の状態を一定にした。これにより、確実に給気経路をふさぐことができるとする。
対応屋根材は、化粧スレート瓦、金属屋根、粘土瓦。0.5~2.5寸、3~6.5寸、7~10.5寸、11~15寸の屋根勾配に対応する4タイプをラインアップした。
長さ1829mm。有効開口面積90cm2/m。4800円/本。
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