ジー・エフ(東京都文京区)は8月、中高齢層に住まいの満足度やリフォーム経験などを聞く「シニア・高齢者の住宅リフォーム」調査を実施。有効回答数は992件だった。
まず、住まいの満足度については「とても満足」(37.2%)と「やや満足」(46.6%)をあわせて8割超の中高齢層がいまの住まいに満足と答えた。築年数別にみると、築年数が浅いほど満足度が高く、5年未満では61.8%が「とても満足」と回答したのに対し25年以上では30.9%だった。
過去10年間のリフォーム経験を質問したところ、「ある」は42.0%、「ない」は58.0%。「ある」と答えた年代トップは60代だった。築年数別にみると、「築10年以上15年未満」(261.%)から「築15年以上20年未満」(46.4%)の間でリフォーム経験が「ある」との回答が大幅に伸長。
リフォームをした箇所トップは「お風呂」56.4%で、「外壁や屋根」55.9%、「キッチン」55.6%と続いた。
一方、リフォーム経験のない回答者に今後のリフォーム意向を聞くと、「リフォームをしたい」は13.2%、「リフォームをしたくない」が86.8%にものぼり、年代が上がるにつれしたくない派が増えていた(50代で79.1%→80代で93.0%)。
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