サンゲツ(名古屋市)は、コントラクトや商業施設向け見本帳を10月に一新する。粘着剤付化粧フィルム「2019-2021 リアテックVol.10」を10月3日に、ビニル床タイル見本帳「2019-2021 フロアタイル」を10月17日にそれぞれ発刊。見本帳の発刊にあわせて、10月1日から11月15日の期間、2019年度発売予定の新作壁装材や床材・ファブリックを展示する「2019 サンゲツ新作展示会」を開催する。全国7都市(東京・福岡・広島・大阪・名古屋・仙台・札幌)での開催。
「2019-2021 リアテックVol.10」には、“自然から学んだかたち”をコンセプトに開発した抽象柄のカテゴリー「自然の輪郭」やフィルム特有のツヤを軽減した「MATTE WOOD/MATTEFABRIC」を新たに掲載。深く緻密なエンボスで木目の表情をリアルに表現した「REAL WOOD EXTRA」や、不燃認定壁紙やメラミン化粧板、大版セラミックスラブ「ガルザス」などとの同柄シリーズ「EASY COORDINATE」を大幅に増点した。全837点。
「2019-2021 フロアタイル」には、ひと品番の中で異なるエンボスを組み合わせたタイルや平行四辺形の規格のタイルなど、新感覚の商品を多数掲載。巻頭企画「マテリアルラボ BETTER WITH AGE」では、エイジドマテリアル(時代を超えた古いもの)の魅力に迫る。全391点。
新作展示会では、見本帳の新商品を中心に、見本帳だけでは伝えきれない質感やデザイン、機能を体感できる展示を行うとする。8月に発売した水だけで汚れが落とせる椅子生地「アクアクリーン」や、来春発売予定の不燃認定壁紙などについても一部先行展示するという。また、各種CPD認定セミナーや新商品セミナーを用意しているという(仙台会場を除く)。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。