積水化学工業 住宅カンパニーは7月、賃貸住宅に住む25~45歳の夫婦・家族500件(男女各250)を対象に、最新の賃貸住宅ニーズを探るWEB調査を行った。
まず今後10年を想定して希望の住まい形態を聞いたところ、「賃貸住宅派(「どちらかといえば賃貸派」を含む)」が54.4%、「どちらでもよい」が28.4%、「どちらかといえば自己所有派」が17.2%と、現在賃貸に居住する住まい手の過半数は将来も賃貸を希望。その理由として「賃貸のほうが自由に引越せるなど自由度がある」67.6%、「家族構成やライフスタイルなどに合わせて容易に住み替えられる」46.3%、「家を所有する資金的余裕がない」40.4%と続いた。
住み替え期間については「気に入った賃貸住宅になるべく長く住みたい」が71.0%と圧倒的に多く、「賃貸は2~3年で住み替えるもの」と考えている人は10.4%にとどまった。ただし「本気で長く住める良質賃貸住宅があまりない」とする人も30.2%いた。
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