日本ホームステージング協会(東京都江東区)は9月12日、快適空間判定プログラムを独自開発した。現在、ビジネスモデル特許を申請をしている。
同プログラムは、快適に暮らすための家具の量などをいちいち測定・計算しなくても簡便に数値化するというもの。不要な家具等の移動・保管・廃棄にかかる経費も算出できるという。大きさの異なる家具等を、段ボールサイズをベースに換算する仕組み。部屋の片づけをする場合、段ボールを単位として数量換算し、余分な家具や衣類の移動、保管、廃棄にかかる経費を割り出す。
同協会では、快適空間の目安として、「快適空間率」を部屋全体に占める家具などの量が25%以下に収めること、「快適収納比率」を家具空間全体の80%以下にすることを提案する。
快適空間率の25%は、実際にリビングダイニング16畳と子供部屋6畳を使って複数の人を対象とした調査結果に基づき割り出した。
同プログラムは、12月25日からホームステージャー2級の講座で活用する予定になっている。
特許申請の承認後に、同プログラムをスマートフォン等で利用できるアプリ開発を進める計画になっている。
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