ダイキン工業(大阪市)は、業務用空調機内部の汚れを自動検知する、IoTを活用したサービス「Kireiウォッチ(キレイウォッチ)」の販売を開始する。10月1日発売。
同サービスは、業務用空調機の室内ユニット内にあるドレンパンを定点カメラで自動撮影し、同社独自のアルゴリズムによる画像解析で汚れ度合いを判定するもの。判定結果とあわせて室内ユニットごとの汚れ度合いの推移や清掃の推奨時期がパソコンやタブレット端末に通知されるという。そのため、現地での目視点検をしなくても清掃スケジュールの策定ができるほか、点検者の経験や感覚に頼らない確認が可能となる。また、クラウド上に蓄積した過去10年分のドレンパンの画像データの閲覧やレポート作成ができるため、管理台帳や報告資料としての活用も可能だという。
同社では、ドレンパン点検の実施に伴う工数を大幅に削減することで、設備点検業者の負担軽減に貢献するとしている。
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