LIXILは、非住宅向けエクステリアにおけるフェンス・駐輪場のBIM向け自動設計ツールを開発した。これにより、手間のかかる割り付けを自動で配置でき、効率的な作図が可能となる。
BIMとは、建物に使用される部材や設備の材質・サイズなどの属性情報を追加したコンピューター上の3D建造物モデルを用いる設計方法。今回、フェンスや駐輪場の割り付けを感覚的に自動配置できる機能を追加した。条件項目を入力するだけで、自動で設計パターンを描写でき、さまざまなパターンを簡単に検証することができるという。
同社は、2011年からサッシ・カーテンウォール、非住宅向けエクステリア、衛生設備機器に、設計者の業務を第一に考えた高度な技術提案で建築図面作成を支援する「設計者ファースト」の観点から、BIMデータを提供してきた。建築図面作成の流れに沿って、設計者が自由にモデルを作成・編集できる 「設計者のためのBIMパーツ」を目指している。
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