リノべる(東京都渋谷区)と、オンライン住宅ローンマッチングサービスを提供するMFS(東京都千代田区)は8月22日付で、リノベーション会社および住宅ローン借入希望者を対象に、中古住宅購入費用とリノベーション工事費の一括ローンやリノベーション済み物件の住宅ローンマッチングを支援する合弁会社「モゲチェック・リノベーション」(東京都千代田区)を設立した。新合弁会社は9月9日からサービス提供を開始した。出資比率は、リノべる50%、MFS50%。
当面は、リノベーション会社や工務店等に対して新合弁会社が営業を行い、中古住宅のリノベーション工事契約に当たり、リノベーション会社や工務店が施主向けサービスとして施主に提案する、BtoBtoCサービスとして展開する。そのため、同サービスの利用料は、リノベーション費用等に含め、直接ユーザーに請求しない。今後、3年で、年間6000件のローンマッチングを目指す。
具体的には、新合弁会社が提供するサービス「モゲチェック・リノベーション」により、借入希望者と金融機関をオンライン上でマッチング支援する。
同サービスを利用することにより、借入希望者はオンラインで一度申し込みを行うだけで、全国約700の金融機関から最も条件の良い金利を提供する金融機関の提案を受けることが可能になるという。
同サービスによって住宅ローンを借り入れた場合、完済までAI(人工知能)を搭載した「ローン管理ツール」が無料で利用できる。将来の金利予測、借り換えのメリット額提示、AIによる自宅評価額査定などが利用できる。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。