住宅金融支援機構(東京都文京区)は9月6日、2018年度の「民間住宅ローン借換の実態調査」の結果を発表した。借換前後の金利タイプ構成比では、「変動型」が38.7%から48.6%に増加して最も多くなった。「固定期間選択型」は41.5%から38.9%、「全期間固定型」は19.8%から12.5%にそれぞれ減少した。
金利タイプ別の借換理由は、借換後の全ての金利タイプで「金利が低くなるから」「返済額が少なくなるから」「適用金利が上昇し、返済額が増加するから」の順だった。また、借換による毎月返済額の減少分の使途は、全ての金利タイプで「生活費に充てた」「教育資金に充てた」「貯蓄(住宅リフォーム資金以外)」「貯蓄(住宅リフォーム資金)」の順だった。
同調査は2018年4月~2019年3月に借換を行った人を対象としたもの。回答数は1000件だった。
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