日立コンシューマ・マーケティング(東京都港区)は、一般家庭でも利用できる大容量の蓄電システムを10月下旬から発売する。
同システムは、正興電機製作所(福岡県福岡市)製で、分電盤に直接接続するタイプ。平常時にはピーク時の電力使用量を抑制し、停電時には非常用電源として、自動で電気を供給することが可能。また、太陽光発電システムを自立運転に切り替えることで、太陽光で発電した電気を同システムに充電することもできる。
電池は日立グループ会社の新神戸電機製の長寿命LL形鉛蓄電池を採用。蓄電池の総容量は7.8kWhと大きく、冷蔵庫、照明、テレビなど、家の中で必要な電気製品を長時間使用することが可能という。
メーカー希望小売価格は210万円。
同システムは10月4日から8日まで幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催される「CEATEC JAPAN2011」に出展する。
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