小田急不動産(東京都渋谷区)は9月3日、同社の分譲住宅「LEAFIA(リーフィア)」の新商品・サービス開発プロジェクト「想いカタチ.ファクトリー」の第1弾として、増加する共働き子育てファミリーのための新発想空間「IDEA(アイディア)20」を、東京ガス都市生活研究所(東京都港区)と協働して策定したと発表した。
同社は、多様化する生活スタイルやニーズに応えるため、2018年度から同プロジェクトを展開している。今回、東京ガス都市生活研究所の調査で明らかになった、日々の暮らしに不自由さや不満を抱える共働き子育てファミリーに注目。子育てや住まいに関する不満や困りごとの意見を集約・分析し、検証を重ねて生み出された20項目の空間提案によって、悩みを解決できる住まいづくりを目指す。
忙しい共働き子育て世帯のため「玄関で済ます明日の準備、個人ロッカー&シューズインクローク」を提案。玄関まわりに個人用ロッカーを設置することで、外出・帰宅時の物の出し入れがスムーズに行える。シューズインクロークは、扉なしでも目につきにくいよう工夫されている。
同社は今後、「IDEA20」を採用した住宅の開発に着手し、今冬に販売する予定。
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