一般社団法人FORWARD to 1985 energy life(埼玉県さいたま市)は、幅広い立場の人と家庭での省エネルギーについて考える「第9回全国省エネミーティング わっぜか省エネでまっこて快適な暮らし方」を、9月11日にかごしま県民交流センター(鹿児島市)にて開催する。同フォーラムを九州で開催するのは今回が初。
鹿児島はヒートショックによる死亡率が全国5位と、住宅の断熱性能に関する意識が低い傾向にある。同フォーラムでは鹿児島の気候に合った快適で省エネな家のつくり方・住まい方を、住まいのプロの視点から家庭のエネルギー消費量を通して紹介する。
基調講演「小さなエネルギーで豊かに暮らせる社会を作る」では、代表理事・野池政宏氏が家庭での実際的・具体的で有効な取り組み方や、住宅建築実務者として行うべきことを紹介。事例紹介として、1985地域アドバイザー拠点 九州・山口ネットワークが「家庭部門の省エネを進めるための各拠点の取り組み」を報告する。
パネルディスカッションでは、今回初めて官民協働事例を発表する。愛知県豊田市と地元工務店らによる「DIY断熱リフォーム」事業や、埼玉県さいたま市で市民・行政・大学などが連携して実施している「低炭素まちづくりフォーラムin埼玉」での拠点活動について紹介。官民協働で広げる地域での省エネ活動についてディスカッションする。
参加費は無料。2011年に開始以来、7地域のべ2600人が参加している。
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