厚生労働省は、2020年度予算の概算要求を明らかにした。32兆6234億円と、2019年度当初予算比2.1%増で、過去最大の規模になった。多様な就労促進関連として、高齢者就労支援に2019年度当初予算比8.3%増の313億円、外国人材受け入れの環境整備に15.7%増の125億円、就職氷河期世代活躍支援に33.5%増の653億円を要望している。
働き方改革関連支援として、時間外労働削減等に取り組む中小企業支援等に16.2%増の359億円、最低賃金や賃金引上げ等に取り組む中小企業支援等に18.5%増の1449億円を求めた。
税制改正については、障害者を多数雇用する場合、機械等の割増償却等の2年延長を要望した。
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