三菱地所ホーム(東京都港区)は、三菱地所(東京都千代田区)と三菱地所レジデンス(東京都千代田区)が企画した、部屋の中に小部屋をつくれる商品「箱の間」の販売を開始する。家具デザイナーの小泉誠氏がデザインを担当。販売タイプは、PLAN‐α・PLAN‐βの2パターン。9月1日に発売。
「箱の間」は、山梨県産のスギ材を使用した“建築と家具の間”の商品。居室内などの空間に設置し仕切ったり囲んだりすることで、間取りや空間に変化を持たせ、新しい居場所をつくり出す。子どもの勉強コーナー・寝室の小さな書斎・趣味の道具箱や工房としてなど、アイデアしだいで様々な使い方ができ、移動も可能。
三菱地所グループが展開する都市と農山村を繋げる取り組み「空と土プロジェクト」から誕生した商品で、2016年3月の発表から現在まで、リノベーションマンションやオフィス、地域の交流拠点などに設置。様々なニーズを確認し、材の厚みなどを見直したという。
価格はPLAN‐αが67万円(税別)、PLAN‐βが62万円(税別)。サイズはともに、横幅1777mm・高さ1620mm・奥行755mm。
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