リビン・テクノロジーズ(東京都中央区)は8月27日、同社が運営する不動産関連の比較査定サイト「リビンマッチ」を利用した30歳以上の男女126人を対象に調査した「不動産事業者のイメージ」の結果を発表した。それによると、50%の人が「口が達者」と回答し、2年連続1位となった。2位は「しつこい」(34.1%)、3位は「強引」(29.4%)、4位は「地域に詳しい」(26.2%)となった。上位は、前年とほぼ同じ割合で同位。
不動産事業者とのやり取りで良かったことが「ある」と回答したのは47.6%、「ない」は52.4%だった。「ある」と答えた人のうち、「対応が良かった」ことをあげている人は80%にのぼり、担当者の対応が印象に大きな影響を与えていることがわかる。2位は「優良物件を紹介してくれた」(23.3%)、3位は「お金のことなど色々とアドバイスしてくれた」(18.3%)、4位は「契約後も気遣ってくれる(アフターフォローがある)」(15.0%)だった。
不動産事業者とのやり取りでイヤだなと思った行為があるかを聞いたところ、52.4%が「ある」と回答。1位は「悪いことを事前に教えてくれなかった」(34.8%)で、過去2年1位だった「対応が悪かった」を上回った。2位は「対応が悪かった」(33.3%)、3位は「所有不動産の売却価格が予想以上に低かった」(21.2%)だった。同社は、担当者が正確な情報を適切に伝えることが、不要なトラブルを避け、顧客との信頼を深めると指摘している。
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