環境省は2012年度予算の概算要求に向け、再生可能エネルギーの導入や節電の推進に向けた予算を拡充する方針だ。節電リフォームや蓄電池の導入を進める事業などの創設のための費用を要求する。
具体的には、節電リフォーム推進エコポイント事業として約44億円、再生可能エネルギーの出力安定化のために蓄電池の導入を進める事業として約20億円、HEMS(家庭用エネルギー管理システム)を利用してCO2削減を進める事業として約3億円などを新設事業として要求することを検討している。
このほかにも、地方自治体による再生可能エネルギー導入を推進するために地域グリーンニューディール基金の拡充として約230億円の積み増しを求める方針。
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